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京まなびネットニュース

お知らせ 2012年2月8日

京都の節分行事

 去る2月3日の節分の日は多くの社寺で,様々な神事や仏事の行事が行われました。
 中でも,壬生寺で行なわれる「壬生狂言」は正式名称を「壬生大念仏狂言」といい,「壬生さんのカンデンデン」という愛称で,古来から民衆の人々に親しまれていたそうです。


 壬生狂言は京都三大念佛狂言のひとつであり,鉦(かね)・太鼓・笛の囃子に合わせて仮面をつけた演者が無言で演じられる狂言です。その由来は,鎌倉時代に円覚上人(えんがくしょうにん)が始めたものと言われ,拡声器のない当時、上人が群衆に最もわかりやすい方法で仏の教えを説こうとした際に,身ぶり手ぶりのパントマイムに込める持斎融通(じさいゆうづう)念佛を考えついたのが壬生狂言の始まりと伝えられています。
  

 壬生狂言の動画はこちらからご覧いただけます↓
http://miyakomanabi.jp/movie/index.php?act=detail&id=1009